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移行の概要

本節では、 Struts の struts-mailreader における JSP ファイルから、 PageMixer を用いた Servlet への移行に関する概要を説明します。

移行の手順

移行の手順は以下の通りです。

  1. HTML ページを処理するフィルタの生成
  2. JSP に対応する HTML ファイルの生成
  3. JSP に対応する Servlet の設定
  4. JSP の代替として Servlet を用いるための Struts の設定

HTML ページを処理するフィルタの生成

最初に、 HTML ページを処理するために、例えば以下のような、フィルタを生成します。

PageMixer の既定義フィルタを、 利便性のために1つのフィルタとして纏め上げる、 という選択もあります。

JSP に対応する HTML ファイルの生成

続いて、 置き換え対象の JSP に対応する HTML ファイルを生成します。

この手順では、 TagLib を用いたタグを、 span のような通常の HTML タグで置き換えます。

JSP に対応する Servlet の設定

何らの設定無しに使用できる JSP ファイルと異なり、 Servlet は WEB-INF/web.xml における配置設定が必要です。

そのため、 JSP に対応する Servlet の設定を行います。

JSP の代替として Servlet を用いるための Struts の設定

例えば struts-mailreader の WAR に含まれる WEB-INF/struts-config.xml などの Struts の設定ファイルにおいては、 JSP ファイルは、 転送先ないし ActionForm の入力ページとして指定されています。

そのため、 WEB-INF/web.xml で配置設定された Servlet を、 JSP の代替として用いるように Struts の設定を行います。

本チュートリアルにおける手順

本チュートリアルでは、 始めに以下に示すフィルタの生成に関して説明します。

続いて、 以下のフィルタの生成に関して説明します。

これらの説明では、 JSP を元にした HTML ページの生成に関しても説明します。

この後、 Servlet の設定ならびにStruts の設定を説明します。


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