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動機

このドキュメントは、 PageMixer フレームワーク開発に至る動機に関して説明します。

  1. フレームワークに対する要求(本ページ)
  2. JSP でも XMLC でもない理由

要求

ここでは、 ウェブコンピューティングシステムにおけるサーバ側処理に対する、 以下に示す「私の」要求について説明します。

  1. 試験容易性
  2. デザイン分離
  3. 簡便性
  4. 性能

これはあくまで「私の」要求ですので、 「あなたの」要求ではないかもしれませんが、 多くの人が同様な要求を持っているものと考えています。

試験容易性

サーバ側処理は、 可能な限り最小限のコストで自動的に試験できることが望ましいです。

言い換えるなら、 サーバ側処理の試験を結果の目視確認で行いたくはありません。

例えば、 サーバ側処理が以下に示すようなことを実施しようとしているのか否かを、 自動的に試験できることが望ましいです。

デザイン分離

グラフィックデザイナーとプログラマの成果物は、 コストをかけることなく結合できることが望ましいです。

言い換えるなら、 それらを結合のたびに 手動で行いたくはありません。

例えば、 あなたのプロジェクトでそれらの成果物が平行して開発されている場合、 要所要所でそれらを統合しなければなりません。 プロジェクト規模は並行開発の必要性と同時に、 成果物総量も増加させますし、 それは成果物統合コストの増加原因となります。

簡便性

ウェブコンピューティングにおけるサーバ側処理の開発は、 容易に行えることが望ましいです。

それがどんなに要求を満たすとしても、 あなたのチームの誰一人理解できない難解なフレームワークの選択は現実味がありません。

性能

サーバ側処理における十分な性能が望まれます。

その利用がどんなに簡単であっても、 性能の不十分なフレームワークの選択は現実味がありません。


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