「Producer」の生成

本節では、 PageServlet を使用する際の Producer 生成のカスタマイズ方法を説明します。

概要

クラス図

本節におけるクラス図を以下に示します。

クラス図 （クリックで拡大表示）

色づけされているのが本節で定義するクラスで、 それ以外は PageMixer において定義済みです。

クラス名

本チュートリアルでは、 クラスは全てクラス名のみで表記されています。 完全な名称は以下の通りです。

PageMixer フレームワークのクラス

チュートリアルの固有クラス

本節での説明では、チュートリアル固有クラスは登場しません。

カスタマイズの目的

「リソース」の InputStream からの Producer 生成に関する詳細は、 "ロケールに応じた描画" 節を参照してください。

ほとんど全てのケースにおいて、 PageParser によって Producer を生成する ProducerFactory のデフォルト実装で要求を満たすと思われますが、 カスタマイズした ProducerFactory を定義する場合は、 上記チュートリアルに加えて、 API ドキュメントならびにこれらのソースを参照してください。

設定

基底クラスのパラメータ

ProducerFactory は以下に示す Servlet 初期化パラメータを受理可能です。

選択したクラスを使用するためのパラメータ

カスタマイズした ProducerFactory クラスを使用する場合、 配備記述子において、 Servlet の init-param として "servlet.producerFactory" を以下のように指定する必要があります。

<init-param>
  <param-name>
    servlet.producerFactory
  </param-name>
  <param-value>
    name of your custom ProducerFactory
  </param-value>
</init-param>